システム開発の要となるプログラム開発を行うのが、プログラマーの仕事です。IT業界でエンジニアを目指す場合、はじめに通るであろう道がこのプログラマーという職種になります。プログラマーとしてある程度経験を積んだ後は、適正や希望によってさまざまな職種へとキャリアアップが可能です。代表的なキャリアパスをいくつか紹介するので、プログラマーを目指す方は参考にしてください。
まずは、入社して数年経験を積むことで、システムエンジニア(SE)としての仕事を行えるようになります。SEはシステム設計を担当する職種であり、顧客との打ち合わせや設計書作成などの業務を行います。コミュニケーション能力が求められる職種であり、より仕事としてのやりがいは大きいものとなるでしょう。
SEとしてしばらく仕事を続けることで、次はプロジェクト全体を取りまとめるプロジェクトリーダー(PL)やプロジェクトマネージャー(PM)といった管理職へもキャリアアップできます。
また、データベースやサーバーの構築・設計の仕事に就きたい場合は、それぞれデータベースエンジニア・サーバーエンジニアのキャリアへ進むこともでき、ネットワークまわりを設計するネットワークエンジニアへのキャリアアップも可能です。
システム開発の基本を押さえたプログラマーであれば、システムに関わるあらゆるものの構築や設計ができるキャリアへと進むことができます。プログラマーとして仕事を進めながら、自分がどのようなキャリアに進みたいか、また向いているのかを考えていきましょう。